令和3年度海南市災害ボランティアセンター設置運営訓練を実施しました

コロナ対策を講じた新たな災害ボランティアセンターの運営を検証することを目的に、11月14日（日）海南市わんぱく公園において令和３年度海南市災害ボランティアセンター（以下「災害VC」）設置運営訓練を実施しました。

【ボランティア受付班】
ボランティア受付班では、インターネットによる事前受付や飛沫防止用シートを活用するなどの対策をしました。

【オリエンテーション班・マッチング班】
オリエンテーション班では、密にならないよう少人数に分かれて行い、フェイスシールドを着用して活動上の注意点などを伝えました。マッチング班では、困りごと（ニーズ）とボランティアとをつなぐマッチングを行いました。

【 資機材・車輛班 】
資機材・車輛班では、ＮＰＯ法人ゆうゆうスポーツクラブ海南及び海南市水泳協会の協力を得て、活動に必要な資機材を持った駆けつけボランティアを県立海南高等学校へ送迎しました。

【災害ボランティア活動】
この日は海南市が主催する海南市防災訓練も行われ、同訓練会場の県立海南高等学校体育館において、駆けつけたボランティアは大野地区の住民の方や海南高等学校の生徒と一緒に、段ボールベッドなどの支援物資の組立や設置を行いました。

【ふりかえり】
立場や経験の異なる参加者同士で積極的な意見交換と工夫が行われ、多様な主体が協働しながら、その時々の状況に柔軟に対応・改善していく災害ＶＣのあり様を経験しました。

【講評】
和歌山大学の宮定章特任准教授は「支援に行くボランティアは、はやる気持ちを落ち着かせ冷静になってほしい。活動することも大事だが、被災された方は来てくれただけで嬉しく、お話をすることも大切」と講評されました。