亀川中学校2年生が「思いやる。相手の立場に立つ。自分たちも地域をつくる一員であることを理解し、自分にできることを考えて行動する。」を地域の中での出会いや交流を通じて学びました。
初めに海南市役所高齢介護課から「認知症サポーター養成講座」を受講し、認知症について学び、自分との違いやその違いを受け入れる大切さ等を学びました。
次に訪問先のデイサービス・トレーニングセンターこんにちはKainan、サービス付き高齢者向け住宅つどいの郷、ふれあい・いきいきサロン「いこらカフェかめがわ」の管理者や代表の方から普段の様子、訪問時に気を付けることなどを教えてもらいました。
生徒たちは学んだことを活かしながら「どうすれば一緒に楽しめるか」を考えてゲームやクイズを作っていきます。
『さぁ!!訪問へ!!』
「緊張してきた」「上手くできるかな?」など話しながら訪問先へ向かいます。
緊張しながら自己紹介をし、自分たちが作ったゲームの説明をします。各訪問先で様々なゲームが行われ、楽しい時間を過ごしました。
訪問先の方々は「ひ孫が来てくれたみたいで嬉しい」「気持ちが若返った」「私が一番若い」など嬉しそうに生徒たちに話しかけてくれていました。生徒たちも初めは緊張し、話しかけられてもうなずく程度でしたが会話やゲームをする中で次第に打ち解けていきました。
交流を終えて生徒たちは「人生経験が豊富でいろんなことを教えてもらって嬉しかった」「いろんな方と話せて楽しかった」「来てくれたと喜んでくれてとてもあたたかい気持ちになった」など話してくれました。
後日、生徒たちは訪問先の方々へ寄せ書きを作成し、学年の代表4人が訪問先へ届けました。
今回の交流の中で生徒たちは「思いやる。相手の立場に立つ。自分たちも地域をつくる一員であることを理解し、自分にできることを考えて行動する。」を自然と実践できていました。
これからも地域の一員として、つながりのある地域づくりを担ってもらえたらと思います。
ご協力ありがとうございました。
〇デイサービス・トレーニングセンターこんにちはKainan 様
〇サービス付き高齢者向け住宅つどいの郷 様
〇ふれあい・いきいきサロン いこらカフェかめがわ 様