亀川中学校2年 福祉教育プログラム
『様々な人の立場を体験することで自分たちに出来る事に気づく』
をテーマに『視覚障がい者』『聴覚障がい者』『骨折した人』『高齢者』『妊婦』の5つの体験のうち生徒たちは
それぞれ1人、2種の体験してもらい体験できなかったことは後にグループに分かれて共有してもらいました!
まずは…『視覚障がい者』疑似体験のグループを覗いてみましょう…
フェイスタオルで目隠しをし『白杖』を使用して校内を歩いてもらいます。。。
体験する生徒も付き添いをする生徒も不安が…((+_+))
『白杖』とは「見えない・見にくい」人が持つアイテムです。役割は
1.「見えない・見にくい」人が周囲の情報を(障害物や路面の状態など)を得るための役割。
2.周囲の人に「見えない・見にくい」ことを知らせるための役割。
です。
視覚障害の方は白杖から伝わる触感と周囲の音などを手掛かりにして踏み出す手がかりを得ていますが
急に何かが飛び出してきたりするのはなかなかわかりません…
なので、情報が足りない様子だったり危険を認識できない様子があれば【周囲の視覚情報】と共に
声をかけてみてくださいね♪
『聴覚障がい者』疑似体験では筆談などをしお互いの趣味などを話していきます…
体験した生徒に話を聞くと…『後ろの気配を全く感じないから怖かった』や『学校内だったけど車とか怖いかも…』など感想を話してくれました。
自分たちに出来そうな事を聞くと…
『身の周りの物を分かりやすく表示、表記してあげる』『見かけたら分かりやすく口を大きく開けて話す』など相手の立場にたって考えて答えてくれました(o^―^o)♡
『骨折をした人』を体験したグループはどうでしょう(?_?)
生徒が骨折したように見立てて、先生がテーピングを足に巻いてくれます…
『立てやん!?』『足曲がらん!!』など生徒たちは苦戦しています…(;^ω^)
確かに足が骨折したりすると起き上がるのもたいへんですよね(;’∀’)
(ちなみに私も骨折をしたことがありますが…朝起きるのが大変でした(´;ω;`)ウッ…)
校内にある多目的トイレや普通のトイレも体験…履き替えが大変そうでした(;’∀’)
体験した生徒に話を聞くと…『トイレのスリッパが履きずらかった…』『トイレが大変そうだったら手伝ってあげたりよけたりしてあげたい』などの話してくれました(o^―^o)ニコ
『高齢者疑似体験』は“おもり”や“ベルト”などを付けて『買い物』
『洗濯物を干す』など【ふだんのくらし】を体験してもらいました。
『洗濯物が干しにくい( ノД`)』『高い位置の商品がとれない』など色々な声が聞かれました。
体験した生徒は『おばあちゃんのお手伝いしようかな…』など家族想いな一面を感じられほっこり(*´艸`*)させてもらいました♪
『妊婦体験』で『その体験セットは“モノ”ではなく“小さな命”が宿ってるんだよ』と話していくうちに初めは恥ずかしがっていた生徒たちも自然とお腹に手を添えながら歩いたり観察役の子が靴を持ってきたり椅子を引いてあげたりと自然と“モノ”から“命”を感じ体験してしていました。
『お母さん、しんどかったんかな~』や『ちょっとだけお手伝いしようかな』などお母さんに感謝していました。♡
番外編で…妊婦体験でサポートした社協職員の妊婦時に大変だったのが【靴下を履く】行動だったと聞いたので…
男子生徒2人に体験して貰いました!!
『椅子に座ってたら脱げやん!!』『かがみ過ぎたらお腹の赤ちゃん、つぶされる!!』など周りもハラハラしてます。
『曲げたらいけそう!?』など考えながら靴下の脱ぎ履きを体験した生徒に話を聞くと『想像していた以上にお母さんは大変やってんな』と話してくれました(*´▽`*)
『まちで見かけたら…声をかける』『おばあちゃんの手伝いする』『トイレで会ったら助ける』『道を譲る』など生徒たちは、お互いの【体験したこと】【自分はどうするか】などをお友達などに話したりしていました。(o^―^o)ニコ
【自分たちにできる事に気づき】それを実行しようとしている生徒さんたちステキですね( *´艸`)