【ほっとスペース】地域密着!笑顔つながるボランティア~ボランティア活動に込めた思い~

「同じような経験をした人から“大丈夫やで”と言ってもらって救われたんよ」

令和5年9月22日(金)ほっとスペースの活動にお邪魔した時に、ボランティアさんが話して下さった言葉です。

不登校・引きこもりなどの人と日々向き合う中で、悩んだり、迷ったり、落ち込んだり…。誰かに聞いてもらいたい、一緒に考えてくれる人がいればなぁ…、そんな風に感じる親たちが集える場所は多くありません。

そこで「ほっとスペース」は、不登校・引きこもりなどの子どもたちの親たちの居場所を作るために、同じ思いを持つ方たちと活動を始めました。毎月第4金曜日の午後から下津保健福祉センターにて、子育てなどについての相談活動を続けています。

「私たち自身も子どもたちのことで悩んでいるときに、周りのたくさんの人たちに支えて頂いた。私たちは専門家ではないけれど、今度は私たちにできることをしたいという思いで「ほっとスペース」の活動に取り組んでいます」と話してくれました。

「ほっとスペース」では、“親が元気!”ということをモットーに活動されています。

同じような悩みを抱えながら、親たちは孤立しがちになります。同学年の親同士や身近な人には話せないこともあるかもしれません。「ほっとスペース」では、親たちが語り合うことで気持ちにゆとりができ、元気になってもらい、家庭で子どもたちと向き合ってもらえるような居場所を目指しています。

またボランティアの皆さんが口を揃えて語っておられたのは“人との出会いの大切さ”。人との出会いがあり、そこからつながる縁に励まされて今までやってこれたこと。「ほっとスペース」がこれからも、“参加された人たちが元気になれる”そんな出会いの場になればいいなと思います。