海南市社会福祉協議会

【報告】自然観察会が開催されました

2017-08-03

ボランティア活動紹介(タイトル)

7月29日(土)市内某所でボランティアグループ主催の自然観察会が開催されました。

このグループは市内に生息する絶滅危惧種を保護するため、川の清掃や状態の確認など日頃から活動されています。

この日は夏休みということもあり、地元の子どもたちも参加し、自然観察会を開催しました。

集合時間が近付くと、網や虫カゴ、バケツなどを持った子どもたちが続々と集まってきました。長靴やセッタを履いて川に入る準備もバッチリ!

開始前でしたが、待ちきれずに川に入る子どもも・・・(笑)

まずは代表の方からご挨拶があり、その後今日は一緒に観察する会員の方や県立自然博物館の学芸員の方が紹介されました。

観察を始める前にこの川の状態を確認。川の状態を知ることは生き物を観察するうえでとっても大事なことなんです。

水の色は?においは?流れはどんな速さ?水の深さ、川幅は?川底にはどんな大きさのどんな素材のものがあるかな?などひとつひとつみんなで確認していきました。

①

それから、待ちに待った観察の時間

子どもたちは川の上流や下流など思い思いの場所へ一目散に駆け出し、ダイナミックに網を振って魚を捕まえたり、石をめくって水生昆虫を探したりといろんな方法で生物を見つけていました。

子どもたちは見つけた生き物を持って、会員の方や学芸員さんに「これなんですか~?」と聞き、名前や生態について教えてもらっていました。

 

たくさん生き物を見つけた後は種類ごとに分け、生態について学びました。

保護者の方やその他の大人の方からも「へえ~!」「そうなんや~」の声が上がっていました!

そして、水のきれいさを4段階にわけ、きれいさごとに生息する生き物を分類し、その中で一番種類と数の多いもので川のきれいさを判別しました。

判定結果は・・・「ややきれいな水」!4段階のうち、2番目にきれいということだそうです。これも、会員さんの日頃の努力の成果でしょうか?

②

興奮冷めやらぬまま自然観察会は終わり、子どもたちには特製の缶バッジがプレゼントされました。ここには生息していませんが「ヒメクロオトシブミ」なる昆虫なんだそう。来年は違ういきものの缶バッジなんですって!

「そういえば小学生のころ国語の教科書にオトシブミのことが載っていましたね~」なんて、学芸員の方とお話ししながら、私もいただいてしまいました。ありがとうございます!

 

この川で多く見られたウシガエルのおたまじゃくしは『特定外来生物』に指定されており、在来種の生態系を壊してしまうそうです。

そのため、生きたまま移動したり、飼育したりすることは法律で禁止されています。これらの外来生物は人間がペットや食用として飼育していたものが何らかの理由で放流されたり、飼育場所から脱走して繁殖したといいます。

特定外来生物だけではなくペットとして生き物を迎える際には最後まで面倒を見られるか、しっかり考えたいですね。

この日は小さな子どもさんから定年退職後の方まで幅広い世代の方が参加されていました。自分たちが住む地域の川にどんな生物がいるか、それらを守るためにはどんなことが必要なのかを考えるとてもいい機会になったと思います。

身近な地域でボランティアさんががんばっていることがもっと広まり、老若男女問わず地域全体でひとつのことを一緒に考えて活動できれば素敵ですよね。